将棋の伊藤匠(たくみ)叡王(王座=23)に2期連続で斎藤慎太郎八段(32)が挑戦する第11期叡王戦5番勝負第3局が3日、名古屋市「か茂免」で始まった。シリーズ対戦成績は伊藤の2勝0敗。伊藤がストレートで防衛し、叡王3連覇を達成するか。後がない斎藤が意地を見せるか。注目の一戦だ。

立会人は藤井聡太6冠の師匠、杉本昌隆八段(57)。午前10時、杉本が定刻になったことを告げると、お互いに深々と一礼し、対局を始めた。先手の斎藤は飛車先の歩を突いた。斎藤は角道を開けた。戦型は四間飛車に決まった。

第1局のシンガポール対局、第2局の石川県での対局は伊藤がいずれも勝利。開幕2連勝で防衛に王手をかけた。伊藤が勝てば、通算タイトル獲得数は4期目となる。

昨年は伊藤が3勝2敗で防衛に成功した。斎藤はリベンジマッチとなる。過去の両者の対戦成績は伊藤の7勝2敗。対局は持ち時間は各4時間。3日夜までには決着する。