<1>00年・馬連290円=優勝馬テイエムオペラオー
テイエムオペラオーが3連勝で春の盾を手にした。年明けから京都記念、阪神大賞典を連勝し、断然の1番人気。4角3番手から堂々と押し切り、前年の皐月賞以来となるG1・2勝目を手にした。ちなみに、この年のオペラオーは8戦8勝。G1・5勝、G2・3勝を挙げた。
2着は3番人気のラスカルスズカで、馬連290円は天皇賞・春の式別最低払戻金額となっている。
また、3着には2番人気ナリタトップロードが入り、1・2着と1・3着のワイドはともに130円。これも同レースの式別最低払戻金額。
<2>06年・馬単430円=優勝馬ディープインパクト
ディープインパクトが単勝1・1倍という圧倒的1番人気に応え、3馬身半差で快勝した。勝ち時計3分13秒4は当時のレコード。前年の無敗3冠に続くG1・4勝目をゲットした。
2着に入った2番人気リンカーンの単勝オッズはなんと14・4倍だった。馬連は380円。
馬単の430円は天皇賞・春の式別最低払戻金額となっている。
<3>17年・3連複610円=優勝馬キタサンブラック
1番人気のキタサンブラックが連覇を果たした。2番手追走から4角で先頭に立つと、1馬身4分の1差で押し切った。勝ち時計3分12秒5は、ディープインパクトのレコードを0秒9更新。武豊騎手は天皇賞・春8勝目を手にした。
2着は4番人気のシュヴァルグラン、3着は2番人気のサトノダイヤモンド。3連複610円、3連単3780円はともに天皇賞・春の式別最低払戻金額となっている。