<1>00年・馬連290円=優勝馬テイエムオペラオー

テイエムオペラオーが3連勝で春の盾を手にした。年明けから京都記念、阪神大賞典を連勝し、断然の1番人気。4角3番手から堂々と押し切り、前年の皐月賞以来となるG1・2勝目を手にした。ちなみに、この年のオペラオーは8戦8勝。G1・5勝、G2・3勝を挙げた。

2着は3番人気のラスカルスズカで、馬連290円は天皇賞・春の式別最低払戻金額となっている。

また、3着には2番人気ナリタトップロードが入り、1・2着と1・3着のワイドはともに130円。これも同レースの式別最低払戻金額。

天皇賞・春を制したテイエムオペラオー(2000年4月30日撮影)
天皇賞・春を制したテイエムオペラオー(2000年4月30日撮影)

<2>06年・馬単430円=優勝馬ディープインパクト

ディープインパクトが単勝1・1倍という圧倒的1番人気に応え、3馬身半差で快勝した。勝ち時計3分13秒4は当時のレコード。前年の無敗3冠に続くG1・4勝目をゲットした。

2着に入った2番人気リンカーンの単勝オッズはなんと14・4倍だった。馬連は380円。

馬単の430円は天皇賞・春の式別最低払戻金額となっている。

天皇賞・春を制したディープインパクト(2006年4月30日撮影)
天皇賞・春を制したディープインパクト(2006年4月30日撮影)

<3>17年・3連複610円=優勝馬キタサンブラック

1番人気のキタサンブラックが連覇を果たした。2番手追走から4角で先頭に立つと、1馬身4分の1差で押し切った。勝ち時計3分12秒5は、ディープインパクトのレコードを0秒9更新。武豊騎手は天皇賞・春8勝目を手にした。

2着は4番人気のシュヴァルグラン、3着は2番人気のサトノダイヤモンド。3連複610円、3連単3780円はともに天皇賞・春の式別最低払戻金額となっている。

天皇賞・春を制したキタサンブラック(2017年4月30日撮影)
天皇賞・春を制したキタサンブラック(2017年4月30日撮影)