新日本のG1クライマックスは中盤戦にさしかかり、8月1日の大阪大会では、Bブロック最大のヤマ場で、IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ対IWGPインターコンチネンタル王者後藤洋央紀の対戦が組まれている。ここまで3戦全勝と首位を走るオカダを2勝1敗の後藤が止められるかが注目だ。オカダが勝てば、このまま独走する可能性も高い。

 また、左ヒジの負傷で広島大会から欠場している優勝候補の中邑真輔が、復活してくるかも注目。過去にG1シリーズ中の負傷で欠場した選手が、再び戻ってきた例はない。しかし、今回は回復次第復帰すると新日本が発表している。大阪大会に向け、中邑も回復に努めているということで、1勝2敗(1不戦敗)ながら、中邑の動向はBブロックの予選の行方を大きく左右することになりそうだ。