3連覇を果たしたレアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモス(32)は、リバプールの決勝で、相手エースFWサラーへの危険なプレーだけでなく、相手GKカリウスにも肘打ちをしていたと、27日付の英紙デーリーメール電子版が報じた。

 前半25分に、相手のエースFWサラーの右腕を押さえつけて転倒。この転倒で左肩から落ちたサラーは前半途中に負傷離脱した。このプレーで主審はファウルを取らず、試合は続けられた。

 結果的に相手のエースを負傷に追い込んだ形となったが、さらに疑わしい危険なプレーがあった。後半3分に左からのクロスに飛び込み、相手DFファンダイクに押された形で大げさにダイブ。そのダイブで右肘がカリウスの顔に当たった。カリウスは顔を押さえてピッチに倒れ込み、主審に肘が入ったことをアピールしたが、これもファウルと判定されなかった。