バルセロナのシャビ監督(44)が欧州チャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝でパリ・サンジェルマンとの対戦が決まったことについて「最も難しい相手のひとつ」と印象を語った。

バルセロナは17日、スペインリーグ第29節でアトレチコ・マドリードとアウェーで対戦する。この大一番を翌日に控えた16日、シャビ監督が記者会見に出席。その模様をスペイン紙マルカが伝えた。

シャビ監督は、欧州CL準々決勝で対戦することになったパリ・サンジェルマンについて、「最も難しい相手のひとつだ。ルイス・エンリケは素晴らしく、彼のチームはとてもよく機能している。最悪の相手のひとつだが、我々には準々決勝で素晴らしいことができるという熱意や希望がある。第2戦がホームなのはポジティブなポイントだ。夢を見て、希望を持ち、自分たちが欧州最高のチームのひとつと渡り合えるということを示す時だ」と意気込んだ。

また、ホームスタジアムのシビタス・メトロポリターノで今季21試合を戦い、レアル・マドリードやインテル・ミラノなどの強豪を下し、19勝1分け1敗という圧倒的な強さを誇るアトレチコ・マドリードについては、「明日の試合は残りの試合同様、スペインリーグの状況を考慮すると極めて重要だ。また、欧州CLのレベルにおいて彼らはとても強いし、ホームではサポーターの助けもあってさらに強い。近年とてもよくやっている。難しいアウェーゲームになるのは間違いないだろう。どちらもいい状態で迎えているので、明日は素晴らしい試合になるはずだ。アトレチコは昨季、我々に負けた後、ホームでのリーグ戦に負けていない(※昨年1月8日に行われた22-23年シーズン第16節でバルセロナは1-0で勝利)。そのことはあそこで勝ち点3を獲得することが難しいことを意味している」とした。(高橋智行通信員)