フランス代表FWグリーズマン(32)が、足首負傷でフランス代表メンバー外になった。スペイン・アス紙が18日に報じた。

アトレチコ・マドリードFWグリーズマンは、フランス代表の史上最多連続出場記録が84試合で、記録更新中だったが、ストップすることになった。

所属クラブで、足首捻挫で欠場が続いていたグリーズマンは13日にホームで行われた欧州チャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦第2戦インテル・ミラノ戦で先発復帰。先制点を記録して延長戦まで出場し、PK戦の末に準々決勝進出を決めたチームに大きく貢献した。

しかし17日にホームで開催されたスペインリーグ第29節バルセロナ戦は足首の問題でベンチスタート。1点を追う中、後半からピッチに入るもチームは0-3で、今季リーグ戦のホームで初黒星をつけられた。

グリーズマンは翌18日、フランス代表に招集されていたため、同代表合宿に合流したものの、けがが悪化するリスクを避けるため、最終的にメンバーを外れた。

フランスは、ドイツ(23日)、チリ(26日)と親善試合で対戦するが、グリーズマンは出場できなくなった。14年3月のオランダ戦で代表デビューし、17年6月のイングランド戦からは出場が続き、同国代表史上最多連続出場記録84試合を更新中だった。これまで127試合に出場し、44得点を記録している。(高橋智行通信員)