マンチェスター・シティーのスペイン代表MFロドリ(27)が「僕たちは準決勝進出に値した」と悔しさをにじませた。

欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第2戦でレアル・マドリードと対戦。前半12分にロドリゴに先制を許したが、後半31分にデ・ブライネが同点弾を決めた。しかし、以降は相手の堅守に苦しめられ、PK戦の末に大会2連覇の夢が絶たれた。

ホームで圧倒的にボールをキープしながらも勝ちきれなかった痛恨の敗戦。試合後、中盤の大黒柱であるロドリが、スペインのラジオ局カデナ・セルのインタビューに答えた。

「説明を探そうとするのは悪いことだと思う。これがサッカーだ。僕たちは自分たちが何に身をささげているかを分かっている。サッカーは自分たちのやった功績を理解するのではなく、ボールをゴールに入れるものだ。唯一言えるのは、彼らがボールをゴールに入れたということ。僕たちは試合を通じてゲームを支配して同点に追いつくことができたし、彼らにとって困難な試合になることは分かっていたが、あんなにも後ろに引くとは予想していなかったよ。今日の試合を分析するのは難しい」

またロドリは、次の戦いに気持ちを切り替えながらも、勝利の正当性を強く訴えた。

「自分の中にモチベーションを見つけなければならないし、僕たちにはまだ戦うべきものがある。Rマドリードを祝福したい。今日の試合について説明しようとしない方がいい。RマドリードはPKを成功させる経験が豊富だ。彼らがこの対戦をものにしたが、僕の意見では、僕たちは準決勝進出に値したと思う」

(高橋智行通信員)

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