大相撲の東大関琴欧洲(29=佐渡ケ嶽)は秋場所6日目の14日、日本相撲協会に「右肩甲下筋挫傷で全治2週間の見込み」との診断書を提出して休場した。5日目の豊ノ島戦で敗れた際に投げの打ち合いで肩から落ちた。6日目の対戦相手、魁聖は不戦勝。

 今場所の大関休場は4日目から休んだ琴奨菊と把瑠都に次いで3人目。3大関の途中休場は2001年秋場所(魁皇、千代大海、雅山)以来11年ぶり。

 琴欧洲の休場はことし夏場所以来で6度目。師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)によると、再出場の可否は回復具合で判断するという。5日目まで2勝の琴欧洲が再出場せずに負け越せば、11月の九州場所が5度目のかど番となる。

 今場所の十両以上の休場は5人となった。