キャンプテスト生高津「ヤクルト1本!!」
ヤクルトの沖縄キャンプにテスト生として参加する前メッツ高津臣吾投手(37)が27日、神宮で自主トレを行い「ヤクルト1本」の希望を強く訴えた。「去年の7月からいろいろありましたが、どうにかユニホームを着られる可能性があるところまで来た。ヤクルトの一員となれるように頑張りたい」。米国ではまともなオファーがなく、日本の他球団については「考えていないというか(話が)ないものは考えられない」。中ぶらりんだった進路が、古巣復帰に絞られた。
日本で時代をつくった守護神がゼロからの出発にすべてをかける。古田兼任監督は若手中継ぎ陣との競争を明言しており、テストはまさに横一線の争い。「僕はすべてを失ったし、背番号すら失ってしまった身分。謙虚にいい投球ができればいいと思います」と悲壮な覚悟を口にした。さらには「いろいろ悔しい思いをした。反骨心やチャレンジする気持ちをボールに込めて投げていきたい」と新人のようなひた向きな姿勢も見せた。
ペースも上げてきた。この日はキャッチボールや遠投も行い、得意のシンカーも交ぜてパートナーを務めた宮出をうならせた。「順調? はい。例年通りやってます」。ミニサッカーでは真中、石川ら旧知のチームメートに「合流」して汗を流すなど、古巣だけに周囲との連携は問題ない。後は2月1日の初日から合流するキャンプで、すべての人をうならせる球を投げ込む。
[2006/1/28/09:35 紙面から]
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