村上ファンド、阪神電鉄株44・49%保有
阪神電鉄の筆頭株主である投資ファンド(村上ファンド)が電鉄株を買い進め、発行済み株式総数に占める保有比率が1月上旬の43・37%から44・49%へ上がったことが1日、分かった。26・67%で筆頭株主となった昨年9月以来、ファンドの保有比率は経営権を掌握できる過半数へ着実に近づいている。
ファンドが関東財務局にこの日提出した株の大量保有報告書によると、1月10〜25日にかけて株を買い増しており、44・49%取得にかかった資金は1184億円。ファンドは取得目的を「純投資」と説明しているが、市場関係者は、電鉄への影響力をさらに増すとともに、買い続ける姿勢を見せることで、電鉄の株価も維持したいとの狙いがあるとみている。
ファンドを率いる村上世彰氏はこれまで、経営権掌握の意図は否定する一方、買い進む方針を表明しており、買い増した結果、過半数になることも否定していない。
[2006/2/2/08:48 紙面から]
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