新日本の契約更改終了、金本サイン
引退も含め11人が離脱した新日本の波乱の契約交渉が20日、ようやく終結した。保留していた金本浩二(39)と井上亘(32)がこの日、都内の事務所で再交渉し、2人合わせて4時間近い話し合いの末にサインした。金本は「会社の熱意は伝わった。3月のシリーズから気持ちを入れ替えてやる」と決意を見せた。
金本は19日の両国大会で終わった今年最初のシリーズで、会社を査定すると話していた。CSテレビと親しいスタッフへの電話で大会の様子チェック。ある日、テレビでアパッチ軍の金村らが新日本のライオンマークにつばを吐きかけるシーンを見た。「『このガキ!』と怒りの感情が起きた。やっぱり新日本が好きなんやなと思った」。合格判定の前に、自分の気持ちが決まった。退団を思いとどまらせた井上とともに、IWGPジュニアタッグ王座とプロレス大賞最優秀タッグ獲りの目標を掲げた。
これで役員の藤波を含む24人の陣容が固まった。菅林直樹副社長は1月10日から1カ月以上続いた交渉を終え「ようやく安心しました。これから前を向いてい進むだけです」とホッとした表情を見せた。所属選手はノアの31人どころかドラゴンゲートの26人も下回り、業界3位に転落。だが、盟主への復活という目標へ一丸となる体制は整った。
[2006/2/21/10:01 紙面から]
写真=新日本残留を決めライオンマークの前でガッチリ握手する金本浩二(右)と井上亘
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