タッキー&ジャッキー、ハリウッド進出!
【マカオ20日=松田秀彦】ジャニーズの人気アイドル滝沢秀明(23)がハリウッド進出のチャンスをつかんだ。香港の人気俳優ジャッキー・チェン(51)が、共同オーナーを務めるホテルのオープニングセレモニー後の会見で、滝沢と共演する映画の製作に乗り出すことを明らかにした。米映画界にも影響力を持つ大物の後押しに、同席した滝沢は「光栄です」と気を引き締めていた。
東洋のラスベガスといわれるマカオで、滝沢のハリウッド進出プランが明かされた。会見冒頭、ジャッキーが切り出した。「実は以前から、滝沢さんと映画を撮ることを考えていました」。現地での「タッキー人気」もあり、100人以上が集まったアジア各国の取材陣の驚く表情に向けてさらに続けた。「脚本探しの段階ですが、アクションもできる滝沢さんが一緒ならいい映画ができる」。
98年に滝沢の主演ミュージカル「ドリームボーイ」を見て、才能にほれ込んだ。「ダンスを下地にしたアクションが魅力的でした」。滝沢はもともと武道や格闘技に強い興味を持っており、番組企画で少林寺拳法を学ぶため中国を訪れた経験もある。カンフーをベースにしたアクションを得意とするジャッキーとの相性も抜群だ。共演映画もアクション映画になる。公開は来年を目指す。
ジャッキーとの共演は、ハリウッド進出の近道となる。主演を務めた98年のハリウッド映画「ラッシュアワー」の成功を皮切りに次々と米国の話題作に出演した。CGに頼らない体を張ったアクションや人間味ある演技で人気を集め、確固たる地位を築いた。ジェット・リーなどその後のアジア人俳優の米国進出を切り開いたパイオニアでもある。
監督やプロデューサーとしても活躍中しており、今回もメガホンをとる可能性もある。現段階ではアジア発信だが、米国の大手スタジオがジャッキー映画として全米配給に乗り出す可能性は十分にある。滝沢にとってまたとないハリウッドで名前を売るまたとないチャンスとなりそうだ。
ジャッキーはハリウッドでの後見人になることも約束した。「アジア人俳優を必要とする企画があったら滝沢さんをどんどん紹介したい」。滝沢は「ジャッキーさんは僕にとって子供のころからヒーロー。光栄です」と驚くばかりだった。
米国のエンターテインメント業界との太いパイプを持つジャニー喜多川社長も「米国では名前もTACKEY(タッキー)にした方がよさそう。可能性があるなら全面的にバックアップします。まずは語学ですね」とまな弟子の世界進出に期待を寄せていた。
[2006/1/21/07:43 紙面から]
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