川口強打キャッチ、完全復活へ前進
磐田GK川口能活(29)が、完全復帰に向けて、1歩前進した。28日には骨折していた右手人さし指を気にすることもなく、先週よりも強いボールでキャッチ練習を始めた。正面だけでなく、ハイボールや左右のボールにも対応。ゲーム形式の練習には加わらなかったが、GK練習には一部合流し、笑顔も見せた。来月2日の静岡ダービー、清水戦での戦列復帰を望み、順調さを強調した。
GK川口能が、笑顔でゴールマウスに立っていた。この日も森下GKコーチとの別メニュー。だが、同コーチの蹴るボールは先週より、格段に強くなった。雨の中、正面のボールはほぼ完ぺきに手中に収め、ハイボールや左右のボールも徐々に増えた。輪になってボールを取り合うGK練習には合流。右手人さし指を気にすることもなく、果敢な横っ跳びも見せた。
川口能「ほぼ痛みはなく、だいぶ強いボールにも対応できるようになった。徐々に上げていく。あとは実戦に向けてやるだけ。それほど長いブランクではないし、すんなりと入っていけると思う」。
その意欲は「能活(のやる気)を抑えるのが大変なくらい」と森下GKコーチがこぼすほど。同コーチは「無理をしてさらに何カ月も棒に振るのは嫌だから慎重にいく。セーブさせるのも僕の仕事」と、万全な状態でピッチに送り出したい考えなのだ。
一方で本人は、静岡ダービーをJリーグ復帰戦にするつもりだ。「(4月)2日のダービーは自分では行く予定。焦りは良くないけど、前向きにいく」。チームへの完全合流も間近。30日の練習試合ホンダFC戦での復帰もありうる。ボールをしっかりと捕らえる感触をかみしめ、表情は晴れ晴れとしていた。【斉藤香織】
[2005/3/29/11:57 紙面から]
写真=ハイボールにも挑戦するGK川口能
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