磐田いまだ勝てず…/J1
<J1:磐田1−1京都>◇第3節◇18日◇ヤマハ
磐田は4バックを継続して京都と対戦。試合終盤までは主導権を握っていたが、後半ロスタイムに失点し、1−1と引き分けた。今季初勝利はまたお預けとなった。
王座奪還を狙う磐田が、1勝をつかむのに大苦戦している。1点リードで迎えた後半ロスタイム。GK川口が「集中しろ!!」と激しくゲキを飛ばしたかいもなく、一瞬のスキを突かれ痛恨の同点ゴールを喫し、白星を逃がした。
後半9分に先制弾を決めたMF西は、昨年10月22日清水戦以来のゴールにも笑顔はなかった。攻撃陣として加点できなかったことを反省しつつ「引くことが守ることだと思っている」。終盤は守り切ろうと、消極的になったことが敗因の1つと指摘した。
先制した後で、1点を守るのか、点差を広げにいくのか。チームとして意思統一がされていなかった。途中出場のFW藤井は「まず守備から」と指示を受けていたが、MF船谷は「ボールを散らすようにと。守備のことは特別(言われていない)」。川口は「どう戦うのか、明確なものが見えてこないでチグハグだった」と放心状態だった。
開幕からのリーグ3戦未勝利は、クラブ史上初の不名誉な記録だ。開幕戦の福岡、今回の京都と今季J1昇格組に連続ドローで、サポーターからは試合後ブーイングも出た。得点シーンを含め、両サイドバックの攻撃参加など、新システム4−5−1は着実に進歩を見せている。今のチームには意思統一と、トンネルを抜け出すきっかけとなる「1勝」が何よりも必要のようだ。【松本俊】
[2006/3/19/10:09 紙面から]
写真=ロスタイムに同点ゴールを決められ、がっくり引き揚げる磐田イレブン(撮影・柴田隆二)
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