2年ぶり5度目の秋田商は、1回戦最後の6日目(28日)東海大菅生(東京)と対戦する。
大トリでの登場が決まり「ああ、6日目でよかったぁ」と秋田商・小野平監督(56)はホッとした表情を見せた。無理もない。土の上での練習は神奈川、埼玉での合宿4日間と、9日から数日、秋田の同校グラウンドで行っただけだ。まだ10日にも満たない。13日からはまた雪も積もった。「とにかく日程だけ気にしていた。練習期間が長ければ長いほどいい」と語った。
今日16日まで期末試験だ。小野監督らはこの日秋田に戻り、16日は午後3時から壮行会、夕方の便でまた移動、という強行日程だ。多くの出場校が大阪入りし、すでに実戦に入っている。「ウチくらいじゃないですか、練習試合もしてないのは」と焦りもあった。
しかし、本番まで約2週間と、願ってもない組み合わせとなった。「ミニキャンプ的なことをしたい。(エースの)佐藤洋も秋田じゃ寒くて投げ込み不足だしねえ」と小野監督。本当にラッキー、ありがたい、と何度も繰り返した。
くじを引いた佐々木弘史主将(3年)にもラッキーだった。4、5日の埼玉合宿では打撃の調子を崩していたからだ。「徐々に上がってきている」という。「相手は右の下手投げと聞いている。3番(佐々木)5番(小山田)の左が何とかしないと」。体の開きを気にしていただけに、くみしやすさも感じたはずだ。
昨夏も3番で出場した佐々木主将は「昨年はさっぱり分からないまま終わってしまった。この春は全部の力を出し切る」と誓った。
[2006/3/16/11:04 紙面から]
写真=対戦が決まり健闘を誓う秋田商・佐々木主将(左)と東海大菅生・道原主将
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