日本パラ陸上競技連盟は6日、リオデジャネイロ・パラリンピック代表選出の優先順位を発表し、女子は走り幅跳び(切断などT44)で金メダルの期待がかかる中西麻耶(大分県身体障害者陸協)を2位、400メートル(切断などT47)の辻沙絵(日体大)を3位とし、ともに代表入りに大きく前進した。1位は代表に内定している車いすマラソンの土田和歌子(八千代工業)。

 男子は800メートル(車いすT54)の樋口政幸(プーマジャパン)が4位、走り高跳び(切断などT44)の鈴木徹(SMBC日興証券)が5位。1~3位には昨年の世界選手権で内定した走り幅跳び(切断などT42)の山本篤(スズキ浜松AC)らが入った。

 陸上の代表内定選手は日本に与えられる出場枠数が確定後、今月下旬に発表される見通し。