荒井広宙(28=自衛隊)が3位でゴールし、日本競歩界初の銅メダル獲得かと思われたが、まさかの失格となった。

 4位でゴールしたカナダ選手サイドが48キロすぎの接触行為を抗議し、受け入れられた格好となった。

 ゴールまであと2キロだった。48キロすぎ。3位の荒井は4位ダンフィーに抜かれ一時後退したが、意地で巻き返した。体をぶつけ合いながら抜き返し再び3位にはい上がった。3時間41分24秒でそのままゴールしたが、レース後の抗議で“幻のメダル”となった。