リオデジャネイロ五輪の水泳日本代表が22日、東京辰巳国際水泳場で壮行会に臨んだ。

 8月の同五輪で競泳のメダルラッシュが期待される中、シンクロナイズドスイミングは、チームでは3大会ぶり、デュエットでは2大会ぶりの表彰台復帰を狙う。同代表は、デュエットとチームに出場する乾友紀子(25=井村シンクロク)三井梨紗子(22=東京シンクロク)を中心に、メダル奪還を誓った。

 乾は「私自身、オリンピックのメダルはないが、今年はチャンスなので、力強くエネルギッシュな演技をする」と、チームを代表して1日12時間の練習の成果を見せることを、ファンに約束した。

 井村雅代ヘッドコーチは笑顔を見せながらも、「(帰国する時に)手ぶらはダメ。(メダルを)取らないといけない」と固い決意を表明。「みんなまだ本当の力を出し切っていないので、全力を出し切ってほしい。そうすればメダルは取れる」と選手にはっぱをかけていた。