リオデジャネイロ五輪重量挙げ女子48キロ級代表の三宅宏実(30=いちご)、53キロ級の八木かなえ(24=ALSOK)ら選手団が26日、リオデジャネイロへ向けて成田空港から出発した。

 ロンドン五輪銀メダルの三宅は、金メダルについて聞かれると、その単語を口に出さずに「心の底から取りたいですが、今の状況を考えると厳しい状況です。これまで積み重ねたものがある。奇跡を信じたい」と言い、「正々堂々と戦い、涙を流さず笑顔で帰りたい」と続けた。八木は掛け布団、虫よけスプレーまで万全の備えで笑顔を見せた。