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永井大介ダブルグランドスラム達成/川口

プレゼンターの高橋ジョージ(左)と賞金ボードを持ち上げる永井大介
プレゼンターの高橋ジョージ(左)と賞金ボードを持ち上げる永井大介

<川口オート:スーパースターフェスタ>◇SG◇最終日◇12月31日

 NO・1勝負服が、スピードの違いを見せつけた。新王者・永井大介(37=船橋)が頂上決戦を制し、6年ぶり2回目の大会優勝を飾った。獲得賞金は1億円を超え、逆転で2年連続2回目の賞金王となった。SG・13冠目で片平巧に次ぐ2人目のダブルグランドスラムを達成した。

 船橋オートレース場廃止問題で揺れた14年、選手会船橋支部長の永井は強い気持ちでスタートラインに立った。「日本選手権で優勝戦に乗れなかったので絶対取りたいとみんなに話してきた」。集中力を発揮して3枠からトップスタートを切って逃げに持ち込んだ。1枠の木村が2番手。2周1角でいきなりレースが動いた。木村が永井のインに切り込んで先頭に立った。「ペースを上げていたのに抜かれたので、あれっと思った。タイヤに負荷がかかるまでに早めに切り返したかった。あそこで入れたのが大きかった」。永井はすぐに2周3角で木村の内にもぐり込み、4角の立ち上がりで先頭を奪い返した。

 3番手につけた中村は2周回からタイヤが滑り出して、徐々に離されていく。5周回からは2車のマッチレースとなった。永井は3日目の雨走路で使ったタイヤが少し滑り、ペースを上げられない。「立ち上がりでタイヤを使わないようにコースを守り、早開けしないように心掛けた」。テクニックを駆使して、木村に仕掛けさせない。デッドヒートは最終周まで続いたが、1角から木村が離れ出して2車身差がつき勝負が決した。2着に木村、3着に中村が入り、3連単(3)(1)(2)800円は1番人気だった。

 「ダブルグランドスラムが目標だった。次の目標は船橋オートの存続です。12万の署名をいただいたみなさんの思いを無駄にしないで、オートレースの知名度を上げていきたい」。強くて速い支部長の戦いに終わりはない。【海老原実】

 ◆永井大介(ながい・だいすけ)1977年(昭52)1月23日、東京都生まれ。船橋所属の25期生。全国ランク1位。10年に史上2人目のグランドスラムを達成した。SG優勝はオートGP(08、13、14年)、オールスター(09、12、13年)、全日本選抜(09、13年)、日本選手権(10、11、12年)、SS王座決定戦(08年)。通算優勝75回。1着864回。趣味はゴルフ。170センチ、50キロ。血液型O。

 [2015年1月1日10時5分 紙面から]




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