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生川、最初で最後の先発/高校サッカー

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<高校サッカー:市船橋2-1四日市中央工>◇9日◇決勝◇国立

 第90回全国高校サッカー選手権決勝。千葉県代表の市船橋と対戦した四日市中央工(三重)は、これまで攻守に渡りチームを支えてきた主将のMF国吉祐介(3年)が不在。代役は「国吉がいなかったから弱かったとは言われたくなかった」というMF生川雄大(3年)が務めました。先発を伝えられたのは決勝の日の朝。しかし前日の練習でも国吉のポジションに入っており、心の準備は出来ていました。

 国吉に「オレのかわりに頑張ってくれ」と送り出され、その無念さを誰よりも感じていた生川。試合中何度も足がつりながらも、「やるしかない。足がつろうと、走るしかない」とその度に立ち上がりました。樋口監督も3年間、努力を続けてきた生川を信頼し、87分まで起用。交代したときには、ベンチで1人涙をこらえることが出来なかった生川。しかしそれは後悔の涙ではありませんでした。「このチームメイトと試合をするのは最後だと思ったら涙がでてしまって……」。憧れていた選手権で、最初で最後の先発出場となった決勝戦。試合には負けてしまいましたが、心の底から楽しむことができました。

 「ここまでチームを導いてくれた国吉にありがとうと言いたいです。そしてここまで育ててくれた監督やコーチに感謝しています。後輩たちには、来年もこのピッチに立って優勝してほしい」。最後に後悔を残すことなく、準優勝という結果を胸に、生川の高校サッカーは幕を閉じました。

(サッカーai編集部 twitter@soccer_ai_mag)

 [2012年1月10日8時37分]









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