遠征中のU-23(23歳以下)日本代表が、ポルトガル2部スポルティングB(セカンドチーム)と1-1で引き分けた。前半開始早々にPKで失点したが、後半31分にMF原川力(22=川崎F)が同点PKを決めた。25日のU-23メキシコ戦と合わせて全22選手を起用し、遠征を1勝1分けで終えた。一行は明日30日に帰国する。
ポルトガル遠征2試合目は先手を取られた。2-1で勝った25日のU-23メキシコ戦から先発6人を入れ替えた一戦。前半9分、ペナルティーエリアでゲーム主将のGK杉本が相手を倒してPKを献上。同10分に決められた。相手のスポルティングBは同国2部で24クラブ中11位につけ、かつてCロナルドも所属したチーム。体格差と技術を前面に出され、序盤から日本は試合の主導権を握られた。
その中で23分、4-4-2陣形の左MF中島が左クロス。FWオナイウが頭から飛び込んだが、うまくミートできず枠を外した。前半は0-1で折り返した。
試合前、手倉森監督が「メキシコよりも強い」と警戒した相手はBチームだったが「世界は2部リーグこそ激しい」と肉弾戦に期待していた。その通り、球際で応酬する展開。後半開始から豊川、18分に鎌田を投入したが、重圧が強くシュートに持ち込めなかった。
しかし、徐々に対応して後半31分に追いつく。MF原川のシュートがDFのハンドを誘い、PKを獲得。自らゴール左に決めた。1月の最終予選の準決勝イラク戦で五輪決定弾を奪った。移籍した川崎Fではベンチ外が続くボランチが、今後に弾みをつけるゴールで引き分けに持ち込んだ。【木下淳】

