日本は今日7日、チャーター機でオーストラリアに向かう。11日に対戦する最大のライバルは確実に進化している。日本と対戦経験のない若手が台頭し、サイド攻撃の威力も増した。プレミアリーグのボーンマスでプレーする22歳のDFスミスはスピード豊かな攻撃的左サイドバック。UAE戦では0-0の後半30分にFWケーヒルのゴールを正確な左クロスでアシストし、1-0勝利に貢献した。

 精度の高いクロスが供給されることで、ゴール前で待ち構える「日本の天敵」FWケーヒルもゴールを量産。日本戦8戦5発の36歳FWは2次予選でもチーム最多の8ゴール。就任3年目のポステコグルー監督の下、ベテランが健在な上に技術の高い若手も台頭。戦いの幅を広げている。