<女子W杯:日本3-1スウェーデン>◇準決勝◇13日◇ドイツ・フランクフルト

 初めて4強入りした日本代表「なでしこジャパン」は主将のMF沢穂希(32=INAC)の勝ち越しゴールなどで、2003年米国大会準優勝の強豪スウェーデンを3-1で下して17日(日本時間18日)の決勝へ進んだ。女子W杯、五輪を通じて女子初のメダル獲得が決まった。

 前身の女子世界選手権を含めてW杯6大会連続出場の日本は決勝で、3大会ぶり3度目の優勝を目指す米国と対戦する。

 国際サッカー連盟(FIFA)主催の女子大会で日本の決勝進出は、準優勝した昨年のU-17(17歳以下)W杯以来で2度目。

 08年北京五輪4位を上回る好成績となった。五輪と年齢制限のないW杯で日本がメダルを獲得するのは、1968年メキシコ五輪で男子が銅に輝いて以来の快挙。

 日本は先制されたが、今大会初先発の川澄奈穂美(25=INAC)が前半19分に同点ゴール。川澄は後半にも加点し、2得点と活躍した。

 日本は大会最終日の17日(日本時間18日)にFIFAランク1位で3大会ぶり3度目の優勝を狙う米国と対戦する。