日本サッカー協会(JFA)が運営、エリート選手を育成するJFAアカデミー福島の男子6期生が8日、相撲部屋実習を行った。

 午前7時から東京・中野の貴乃花部屋で行われた朝稽古には、MF清水颯人(はやと=15)とMF宮田和哉(14)が参加。白まわしをつけ、股割り、四股、すり足、てっぽうなどの基礎練習を体験。最後はぶつかり稽古をこなした。

 約3時間の稽古を見守ったJFAの大仁邦弥会長(68)は「スポーツの中で最も厳しい練習を体験することで、プロの厳しさ、礼儀作法を学んでほしい」と期待。清水は「足腰を鍛えてサッカーに生かしたい」と話した。

 中学3年生の男子6期生は、千賀ノ浦部屋、春日野部屋、錦戸部屋、錣山部屋にも分かれて“入門”。7~9日の2泊3日で実習を行う。