日本代表の愛知合宿が10日、ハビエル・アギーレ監督(55)が不在の状況でスタートした。

 ゲリング・コーチが指揮を執り、軽い調整メニューで約1時間半の練習を行った。指揮官はこの日の朝の新幹線で一度名古屋入り。愛知県内の宿舎に昼前に集合した選手たちに「合宿を不在にして申し訳ない。次の2試合は絶対に勝とう」とげきを飛ばした後、慌ただしく東京へ移動。成田空港を夕方に出発し、式典出席のためにメキシコへ向かった。

 アギーレ監督は親善試合オーストラリア戦(14日、豊田ス)に向けた13日の公式練習までには戻り、そこから指揮を執る予定。宿舎を出発する直前には「アジア杯に向けてチームを完成させたい。私が不在の間にもチームには規律を守るようにと話した」と報道陣に対応していた。