日本サッカー協会の小倉純二副会長(60)が21日、W杯招致のためにも、東京五輪招致に全力を尽くす考えを示した。国際サッカー連盟(FIFA)理事でもある小倉氏は、前日の犬飼会長の、18年大会開催立候補宣言を受けて「もちろん立候補はするが、まず東京五輪が優先」と、慎重に言葉を選んだ。来年4月までに意志を表明し(受け付けは同1月開始)、立候補書類提出は同12月。16年五輪開催都市決定の同10月2日以降になるという。

 東京五輪が決まれば、新国立競技場が建設される予定。最新設備を整えたスタジアムが、W杯招致成功への切り札になる。02年W杯は過去に例のない「首都を使わない」大会だったが、今度は「日本の首都東京での決勝戦」が可能になる。

 前日「五輪とW杯は別」と話した犬飼会長は、クラブW杯決勝会場で日本オリンピック委員会(JOC)の竹田会長と会談。「サッカー界として五輪招致に協力するという話をした。五輪とリンクさせて(W杯招致を)やっていきたい」と話していた。