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GK川口肉離れで豪州戦も絶望

右足をアイシングしながらベンチでうなだれるGK川口(撮影・PNP)
右足をアイシングしながらベンチでうなだれるGK川口(撮影・PNP)

 【マナマ(バーレーン)25日=井上真、北村泰彦】岡田ジャパンが苦境に立たされた。24日にGK川口能活(33)が右ふくらはぎ肉離れのため戦列を離脱。28日のアジア杯予選バーレーン戦は欠場し、2月11日のW杯アジア最終予選オーストラリア戦の出場も絶望的となった。大一番に向けたGK選考が急務となった。同時に岡田監督は、精神的支柱として川口を遠征に帯同させることを明言した。

 気温14度とやや冷たい空気、ナイター照明の下、岡田ジャパンの練習が始まった。前日は発熱で不参加だったDF寺田、前夜にバーレーン入りしたMF本田が合流。しかし、そこに長く日本代表を支えてきた守護神・川口の姿はなかった。残されたGK3人は、最年長の都築が川口に代わってリーダーシップを取るように、ウオーミングアップを開始。岡田監督もやはり様子が気になるようで、何度も目を配った。

 前日、三たびバーレーンの悪夢が岡田ジャパンに襲いかかった。24日夕方、12対12のゲーム形式の練習中に、川口が右ふくらはぎを負傷した。川口は25日に病院で検査。樋口チームドクターは肉離れと判断した。岡田監督によると「チームドクターが(全治は)3週間から4週間というから…」。今回のバーレーン戦だけでなく、オーストラリア戦も絶望的となった。

 同時に岡田監督は「川口には(遠征の)最後まで残ってもらう。一番の経験者だし」と、精神的支柱としてチームに帯同させることを明言。選手にゲキを飛ばす役割を託すつもりだ。

 岡田ジャパンは、昨年3月から3度敵地バーレーンに乗り込んできたが、いずれもアクシデントに見舞われた。昨年3月のW杯3次予選ではエースFW高原が肉離れ。チームも0-1の惨敗だった。9月の最終予選初戦では、スタンドからのレーザービームが中村俊、遠藤に照射される悪質な被害を受けた。

 今回は過去2回を上回る深刻さだ。正GKの楢崎も左足のリハビリ中の上、川口の戦線離脱。今後はイエメン戦で先発した川島、都築を軸に、初招集の菅野の3人で「正GK」の座を争うことになる。岡田ジャパン20試合で、出場試合は楢崎12、川口6、川島2。いかに2GKに頼ってきたかは明白。岡田監督は「残り2回の練習で決めます」と言うのが精いっぱいだ。

 DF闘莉王、MF遠藤の復調という「朗報」の後に、予想もしなかった「守護神」の故障。岡田ジャパンはまたピンチを迎えた。

 [2009年1月26日8時26分 紙面から]


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