カターニャFW森本貴幸(21)が9月5日のオランダ戦でいきなり日本代表の単独レギュラーテストを受ける。20日に都内で代表スタッフ会議が行われ、岡田武史監督(52)は9月オランダ遠征に向け、海外組では森本、中村俊、長谷部、本田、松井、稲本に招集レターを送付したことを明かした。初招集となる森本について岡田監督は「得点を取るところ、あとはこの前(大木コーチに)見に行ってもらったが、ゴール前の強さや飛び込んでいく迫力がある」とストライカーとしての魅力を口にした。

 今遠征は22人程度で5日オランダ戦、9日ガーナ戦に臨む。岡田監督は「オランダは今までの力を真正面からぶつける」と、森本以外はW杯予選メンバー中心で戦う方針を示した。欧州の強豪とのアウェー戦は事実上、森本だけを単独テストする場となる。来年6月のW杯南アフリカ大会まで欧州組を招集する機会は少ない。オランダ遠征と11月の南アフリカ戦の前後程度。カターニャでのレギュラー争いも続いている森本にとって、今遠征は中村俊らと同じピッチでプレーできる数少ないチャンスとなりそうだ。【藤中栄二】