【グアム(米国)20日=福岡吉央】ラモス魂を胸に、代表生き残りをかける!
チーム最年少のU-23(23歳以下)日本代表候補FW杉本健勇(19=C大阪)が紅白戦で1得点。2月5日にはロンドン五輪アジア最終予選シリア戦(ヨルダン)を控える。激しいFW争いの中、ラモスを愛してやまない長身FWは猛烈に存在をアピールした。
気温35度を超える炎天下で、力強く右足でシュートをぶち込んだ。10分ハーフでの12対11の変則的な紅白戦。控え組の1トップに入った杉本は、23日に発表されるシリア戦メンバー入りに向け、関塚監督に存在を売り込んだ。
「ゴール前での動きはまだ納得できていないけど、シュートの意識は上がってきている。残り2日間で常にゴールを狙う姿勢を見せたい」
元日本代表MFラモス瑠偉(現ビーチサッカー日本代表監督)の知人金尚益(きん・さんいく)氏が代表を務めるルイ・ラモス・ヴェジットで小4からサッカーを始めて以来、現役時代常に熱いハートで日の丸を背負い続けたラモスは憧れの存在だった。
自宅には、U-17W杯ブラジル戦であのネイマールとともに得点を決め合ったユニホームと引き換えに、金氏からもらったラモスのサイン入りユニホームを飾ってある。
「ラモスさんとはまだ話をしたことがないんですが、このチームで活躍して存在を知ってもらいたい。そのためにも自分の良さをアピールして、何とか代表に残りたいんです」
シリア戦に招集されるFWは4~5人。海外組の大津(ボルシアMG)も含めると、杉本はまさに当落線上だが、あきらめてはいない。31日にカタールでのU-23イラク代表との練習試合は、体格のいいシリアを想定した仮想シリア戦となる。チーム一の長身と体の強さは必ず武器になると信じている。

