日本協会は22日、千葉で行う国内組合宿(23~25日)の日本代表候補メンバー23人を発表した。

 初選出の東京MF高橋秀人(24)がザッケローニ監督との「積極会話」で代表定着を目指す。この日は東京・小平市の練習場で調整。「(初選出は)信じられなかった。他の選手と違うと思われたいのは守備の部分、チームを引き締める動きをアピールしたい。習うより慣れろです」と話した。

 昨季まで同僚だった代表常連組DF今野からは「ザッケローニ監督は言い回しがうまいと聞いている」という。「(監督への)初めのあいさつの時に、自分のどういうところに興味を持ってくれたか、どういうところを期待しているのかを聞いてみたい」。現在の代表は不動のMF遠藤、長谷部に続くボランチの層が薄いだけに、まずは国内組合宿で存在感を示す。