初出場のパレスチナは8日、試合会場に隣接するグラウンドで2時間の非公開調整を行った。

 スウェーデン生まれのFWダダは「パレスチナにはいい選手と、いい指導者がいる。紛争だけに注目されるのではなく、この大会で他のいい面も示したい」と意気込んだ。母国はイスラエルとの紛争が続き、アル・ハサン監督は「パレスチナはサッカーとは別次元の問題に苦しんでいる」と言う。優勝して今大会の出場権を獲得した14年AFCチャレンジ杯で5戦4発のFWヌーマンは「最も警戒すべきは本田だ」と指摘した。