大宮が残留に大きな白星/J1<J1:大宮2-1東京>◇第33節◇24日◇味スタ

 序盤は両チームとも相手の守備網を崩せず、得点を奪えなかった。東京は前半8分に栗沢がシュートを放ったがゴールの枠をとらえきれず、3分後の梶山のミドルシュートもDFを直撃。大宮は25分、小林大の縦パスに吉原が抜け出し、ペナルティーエリア内でシュートを放ったがGKに阻まれた。

 後半は一転して、両チームともに前線で決定機を生かした。東京は同2分、梶山のダイレクトパスを受けた石川が、右足で先制点を奪取。一方の大宮もその3分後、右サイドを突破した吉原の折り返しを、藤本が押し込み、同点に追いついた。さらに44分、自陣でボールを奪ったレアンドロが、ドリブルで相手DF陣を突破して、右足で決勝点をたたき出した。大宮は逆転勝ちで来季J1残留へ大きく前進した。[2007年11月24日15時57分]関連情報J1日程&結果J1速報