G大阪は10日、大阪・万博練習場で、次節鳥栖戦(14日、アウェー)に向け練習を再開した。

 この日の大阪は真冬のような寒さになり、練習の終盤で実戦形式のメニューをこなしている最中に突然、雲行きが怪しくなってきた。パラパラと雪が舞ってきた次の瞬間、前が見えなくなるほどの猛吹雪になった。

 数分間はそのまま練習を続けたが、ボールが見えなくなったため、さすがに練習を切り上げることに。それでも合計で約1時間半みっちりと練習をこなし、長谷川健太監督(49)は「みんなまだ(練習を)やるんですか? という雰囲気を出していたからね」と苦笑い。

 DF丹羽も「監督からは『お前ら(練習を)止めたがってたな』と言われましたけど。さすがにあの雪では、ボールが見えませんでした」と話した。

 大阪でこれほどの吹雪になるのは珍しいこと。さすがの「3冠G大阪」も、この悪天候には勝てなかった。