アニメとサッカーがコラボレーションする企画「アニ×サカ」が開催された本拠地・味スタで、東京Vが誇るアニメおたくのDF井林章主将(24)が大活躍した。

 0-0で迎えた後半14分。MF中後雅喜(32)の右CKを、ヘディングでうれしい今季初ゴール。守備でも体を張ったプレーでチームの今季初勝利に貢献した。

 井林は、プラモデル、フィギュアなどの企画、製造、販売を行う立川市の壽屋(ことぶきや)と「フィギュアパートナー」契約を結んでおり、公式戦で得点を挙げるごとに希望のフィギュア1体がプレゼントされる。

 昨年は1得点だった井林は、これで通算2体目の獲得。試合後は「今日は(運を)持ってましたね(笑い)。もう何のフィギュアをもらうかは決めているんですけど、贈呈式でのお楽しみということで」と満面に笑みを浮かべて話した。

 この日は人気アニメ「甘城ブリリアントパーク」のマスコット、モッフルが来場。場内MCの一部を登場人物の可児江西也、千斗いすず、ラティファが担当した。

 心地よい雰囲気の中でプレーできた井林は「自分が、アニメもサッカーもいろんなところで広めていければ、幅広い層に知っていただける」と、今後も両方のファンへアピールを続けることを誓った。