ホームの仙台が先制した。前半28分、ゴール前の混戦から最後はFWウイルソンが押し込んだ。

 川崎Fは同32分、FWレナトの右CKがこぼれ、DF角田が右足でシュートを狙うが仙台GK六反がキャッチした。

 仙台は同33分、縦パスに反応して最終ラインの裏へ抜け出したFW奧埜がシュートを放つが、川崎FのGK西部が足で止めた。前半は仙台の1点リードで折り返した。

 追いつきたい川崎Fは、後半開始からDF武岡に代えてFW船山を投入。さらに同18分、復帰したばかりのFW小林も投入した。

 同25分、FW大久保のパスから小林が冷静に決めて同点に追いついた。さらに同27分、またも大久保のパスからレナトが決めて逆転に成功した。

 仙台は同31分、FW金園を投入。同35分、DF多々良の初ゴールで同点に追いつく。しかし川崎Fは同41分、レナトの左クロスを大久保が押し込んで勝ち越した。

 川崎Fは、アウェーで仙台に初勝利。仙台は、今季初黒星を喫した。