名古屋が横浜に勝利しB組首位を守った。

 前半終了間際に名古屋FW矢野貴章(31)が横浜MF兵藤慎剛(29)にペナルティーエリア内で倒されPKを獲得。DF田中マルクス闘莉王(33)が決めて、先制した。

 後半はMF中村俊輔(36)の投入で攻撃が活性化した横浜に対し、守勢に回る時間が長くなった。さらに終盤には名古屋DF本多勇喜(24)が左足首を負傷しプレー続行が不可能に。交代枠を使い切っていたため数的不利になったが、守りきり貴重な勝ち点3を獲得した。

 リーグ戦と同メンバー、同システムで戦った西野朗監督(60)は「今日、3ポイントを取るという意識は、間違いなく名古屋の方が強かった。全員がポイント3にこだわった試合」とハードワークしたイレブンをたたえていた。