東京は24日、明大3年のU-22日本代表DF室屋成(21)を、大学に所属したままJリーグの試合に出られる特別指定選手として受け入れると発表した。

 室屋は運動量豊富で両サイドをこなせるサイドバック。「長友2世」と評価するクラブ関係者は、将来的な正式オファーを視野に入れて明大側と話し合いを行ってきた。マッシモ・フィッカデンティ監督(47)は「将来性があり質の高い選手」と話し、獲得に乗り出す前に実戦を積ませる方針だ。一方で横浜も早くからマークを続けており、獲得をめぐっては競合する可能性が高い。