新潟GK守田達弥(24)は、自らの不注意で献上した失点に「ゲームを壊してしまい、サポーターやチームメートに申し訳ない」と沈痛な表情だった。

 第5節の清水戦でG大阪GK東口順昭(28)が犯したミスは映像で知っていたが「向かい風でどこに蹴ろうか考えていた」ところを背後からG大阪FW宇佐美貴史(22)に突かれたという。

 試合後、柳下正明監督(55)は「全体的にチームがボーッとしていたところがあったが、GKとしてやってはいけないこと」と戒めた。守田は「失敗はピッチの上でやり返すしかない」と唇をかみしめていた。