甲府はリーグ戦で清水から初勝利を挙げた。前半11分、左クロスをFWバレー(33)がヘディングで折り返し、オウンゴールを誘発。後半6分にはカウンターから抜け出した途中出場のFW伊東純也(22)が決めて2点差とした。

 その後は相手のパワープレーで押し込まれる時間が続くも、体を張った守備を見せてゴールを死守。38分にはPKのピンチを迎えが、GK河田晃兵(27)がセーブし、無失点に抑えた。就任以降、5戦負けなし(4勝1分け)となった佐久間悟監督(51)は「PKも防いだし、今日はサッカーの神様がうちにほほ笑んでくれた。本当にうれしい」と手放しで喜んだ。