柏が1-0でG大阪を下し、第1ステージホーム最終戦で、今季ホーム初白星(1勝4分け3敗)を挙げた。

 前半から持ち前のパスサッカーを展開。ボール保持率でG大阪を上回り、相手に攻撃する隙を与えない。12分にはMF秋野央樹(20)の右からのFKを、ファーサイドにいたDFエドゥアルド(22)がヘディングでゴールして先制した。

 後半はG大阪が押し込む時間帯も多かったが、柏は後半39分にアンカーの秋野に代わってDF近藤直也(31)を投入。DFラインを5人にして守りきった。柏にとってはアウェーを含めても8戦ぶりの白星だった。

 筋肉系の故障で昨年9月27日の東京戦以来の出場となった近藤がピッチに登場した場面ではスタンドから大拍手。近藤は試合後、「勝てて良かった。中盤を1枚減らして、後ろを増やしたので、中でしっかりはね返せばと思っていた。(ファンの拍手には)鳥肌が立ちました」と笑顔を見せていた。