湘南がしっかり勝った。立ち上がりこそ名古屋の圧力を受けたが、時間の経過とともに落ち着きを取り戻した。

 鋭い攻守の切り替えから、両サイド深くに攻め込んで相手を慌てさせると、前半32分にFW大槻のヘディングシュートで先制。

 後半も19分にFW高山がゴールを決めてリードを広げた。この後、1点を失ったものの2-1で逃げ切った。

 名古屋はまったくいいところがなかった。攻守ともに連動して相手を上回ろうとする狙いがまったくピッチ上で見えなかった。中断期間に一体なにを積み上げてきたのか…。

 西野監督のチーム作りに、疑問符だけがつく第2ステージ開幕戦だった。