磐田はアウェーで岡山と対戦し、MF川辺駿(19)が劇的なプロ初得点を挙げ、逆転勝ちした。連敗を2で止め、自動昇格圏内の2位を守った。

 1点を追う前半36分、右サイドMF太田吉彰(32)のクロスをFWジェイ(33)が左足で決めて追いつくと後半46分、MF松浦拓弥(26)のパスを受けた川辺が右足シュートを放ち、相手GKの手をはじいてゴールに吸い込まれた。土壇場で途中出場の2人が活躍し、逆転勝利。名波浩監督(42)は「逆転勝ちは力のあるチームしかできない。粘り強く戦ってくれた」と称賛。広島から駆けつけた家族の前で逆転弾を決めた川辺は「ずっと点が取れなかったので、うれしい」と喜んだ。