松本が序盤に主導権を握りながら、ホームで引き分けた。

 前半7分、MFキム・ボギョン(25)がドリブルで左サイドを駆け上がり、スルーパス、反応したMF岩上祐三(26)が中央で合わせて先制した。

 その後、同点、勝ち越しを許し、1-2とされたが、後半41分にDF田中隼磨(33)が前線に浮き球を送ると、MF前田直輝(20)が左からシュートを放ち、同点ゴールを決めた。中2日の厳しい日程の中で最後まで攻め手は緩めなかったが、3戦連続で勝ち点1にとどまった。

 田中は「実力の無さで勝ち点2を失い、安い試合をしてしまった。残留できるかは自分たち次第、やるしかない」と力を込めた。