G大阪が貴重なアウェーゴールを挙げ、決勝進出への希望をつないだ。広州恒大(中国)との第1戦は逆転負け。前半13分にオウンゴールで先制したが、逆転を許した。それでも優勝候補の猛攻を全員で耐え、長谷川健太監督(50)がベンチ入り停止の中で1点差の惜敗。ホームでの第2戦(21日)は1-0の勝利でも優勝した08年以来の決勝進出が決まる。

 全北戦で退席処分を受けたG大阪の長谷川監督は、ベンチ入り停止のためスタンド観戦した。ACLは無線など通信機器の使用を認められておらず、直接的な指示は出せなかった。「引き分けで終わりたかったが、日本でリベンジしたい。最悪の結果ではない。次につながる。(宇佐美は)グラウンドとタッチが合っていなかった」と分析した。