神戸が、公式戦5連敗を喫した。

 ホームで前半だけで2失点。後半になってようやく勢いを取り戻し、同25分に元日本代表DF安田のクロスを、DF岩波が合わせて1点差に迫った。その後も、何度か絶好機を作りはしたが決めきれず。結局、ホームで痛い黒星だ。

 リーグ戦は4連敗中で、これで5連敗。クラブ史上初のタイトルへ、苦しい状況に追い込まれた。

 それでもネルシーニョ監督(65)は「互角以上に戦った。前半(相手に)2チャンスを決められ、逆にうちは決定的な2チャンスを決めきれなかった。ハーフタイムには、自信を持って、勇敢に戦ってほしいと選手に伝えた」と明かした。

 11日に敵地で行われる第2戦では、2点以上を奪っての勝利が必要になった。