G大阪が2年連続で決勝進出を決めた。

 ホームの第2戦は2-0で勝利。2戦合計3-2で大会2連覇へ王手をかけた。

 前半を0-0で折り返し、このままだと敗退が決まってしまう後半12分だった。頼れる主将のMF遠藤保仁(35)が直接FKを決めて先制した。後半ロスタイムには、GKまで上がって反撃に出る相手をカウンターでうまくつき、DF藤春広輝(26)が今季初ゴールを挙げた。

 ホームで昨季王者の粘り強さを見せた。代表4選手を欠きながら、決勝まで勝ち進み、長谷川健太監督(50)は「またあの場所に戻れるという実感は当然ない。しかし本当に選手の頑張りがあったから、あそこにまたサポーターを連れていけるんだと思う」とたたえていた。