G大阪が逆転でのチャンピオンシップ(CS)出場を決めた。万博記念競技場のリーグ戦ラストゲームを最高の形で締めくくった。

 前半は山形が主導権を握った。同11分、右クロスを受けたMFディエゴ(31)がシュートを放つも枠外。0-0で折り返した。

 しかし、後半流れは一転。G大阪のゴールラッシュが始まる。5分間で4点。1点目は後半16分、FW宇佐美貴史(23)の右クロスをGKがはじき、こぼれ球をMF大森晃太郎(23)が左足でトラップして右足で決めた。2点目は2分後、同じく宇佐美のアシストを大森が押し込んだ。3点目も宇佐美からだった。宇佐美のクロスを途中出場のFW長沢駿(27)がヘディングでゴール右に流し込み追加点。4点目はCKから途中出場のDF米倉恒貴(27)が頭で決めた。

 試合開始前の年間勝ち点は3位東京が62、4位G大阪が60だったが、東京が引き分けたため、両チームが勝ち点63で並び、得失点差で上回るG大阪が、逆転でCS出場を決めた。