サッカー女子「なでしこジャパン」の中心選手として２０１１年の女子Ｗ杯で初優勝に導いた澤穂希（３７＝ＩＮＡＣ神戸）が今季限りで引退することが決まった。
澤は１９９３年、中学３年の１５歳で日本代表にデビューし、通算２０５試合出場、８３得点はいずれも男女を通じて史上最多。主将を務めた２０１１年女子Ｗ杯ドイツ大会では、米国との決勝の延長後半に同点ゴールを決め、日本を初優勝に導いてＭＶＰ。５ゴールで得点王にも輝いた。１２年１月には世界年間女子最優秀選手賞を受賞し、ロンドン五輪では銀メダル。準優勝だった１５年Ｗ杯カナダ大会にも最多の６大会連続で出場した。
長きに渡り、なでしこをけん引したレジェンド澤の名場面を写真で振り返る。
９５年ＦＩＦＡ女子ワールドカップに出場
- １９９５年６月、第２回サッカー女子世界選手権日本対ドイツ シュートを放つ日本ＭＦ澤穂希
０６年コアラと一緒に
- ２００６年７月、日本代表観光 公園でコアラと触れ合う澤穂希（右）ら日本チーム
０８年五輪代表発表会見で
- ０８年７月、女子サッカー代表１８人発表会見 「五輪を咲かせよう」と輪を作るなでしこジャパン五輪代表の前列左から、ＭＦ澤穂希、佐々木則夫監督、後列左からＦＷ荒川恵理子、ＤＦ安藤梢、ＤＦ池田浩美
０９年上原を訪問
- ２００９年６月、オリオールズ対マリナーズ 観戦に訪れた女子サッカーの澤穂希（右）から激励を受けるオリオールズ上原浩治
カズからバラの花束
- ２０１１年１月、バロンドール受賞を祝してカズから贈られた１００本のバラを手に笑顔を見せる澤穂希
日本中が歓喜に沸いたＷ杯優勝
- 女子Ｗ杯２０１１年ドイツ大会 準決勝 日本対スウェーデン 後半１５分、澤穂希は勝ち越しゴールを決め、川澄奈穂美と抱き合って喜ぶ（撮影・ＰＩＫＯ）
- ２０１１年７月、女子Ｗ杯ドイツ大会決勝、熊谷がＰＫを決め優勝の瞬間、跳び上がって喜ぶ澤（左端）らなでしこジャパンイレブン
- ２０１１年７月、女子Ｗ杯ドイツ大会決勝、米国を下し世界一となり優勝杯を掲げる澤主将（中央）と歓喜のなでしこジャパンイレブン
- ２０１１年７月、帰国会見 会見で澤穂希（左から３人目）は、佐々木則夫監督と軽妙なトークを見せる
着物姿で好敵手ワンバックと。メッシとも
- ２０１２年１月、ＦＩＦＡ年間表彰式 女子世界年間最優秀選手に選ばれた日本代表の澤穂希は最終候補のアビー・ワンバック（右）と笑顔で話す
- ２０１２年１月、ＦＩＦＡの世界年間最優秀選手に選ばれ、アルゼンチン代表のメッシ（右）と握手する澤穂希選手。中央左は佐々木則夫監督（共同）
ロンドン五輪は米国に敗れ準Ｖ
- ２０１２年８月、日本対ブラジル ルーズボールに対しても懸命に追う澤穂希
- ２０１２年８月、ロンドン五輪 サッカー女子決勝 決勝で米国に敗れ、喜ぶ米国選手を前に天を見上げる澤穂希
吉田沙保里のサプライズに
- ２０１５年５月、リーグ通算１５０得点の記念セレモニーのプレゼンターで登場した吉田沙保里（右）に大はしゃぎするＩＮＡＣ神戸ＭＦ澤穂希（撮影・田崎高広）
プレー以外でもなでしこ引っ張る
- ２０１５年５月、なでしこジャパン国内合宿 最終日 右膝を負傷したＦＷ岩渕真奈（右）と親身になって話をするＭＦ澤穂希
