今季J2の山形が12日、天童市内で新シーズンに向け始動した。昨季限りで17選手が退団(期限付き移籍期間満了も含む)も、クラブ史上最多となる11選手が新加入した。この日は早朝に雪かきを行い、10年ぶりに芝上での始動日を迎えた。全28選手がそろい、ランニングやミニゲームなどで汗を流した。

 石崎信弘監督(57)は、約75人のサポーターを前に行われた新加入選手公開記者会見の中でマイクを握り、1年でのJ1復帰を目標に掲げた。「若い選手も入ってきた。切磋琢磨(せっさたくま)して、競争を激しくしていきたい。1年で(J1)昇格できるよう努力したい」とし、20日からのキャンプインへ準備を進めていく。